ウェカラパブログ

6月のスタート!
しかし、寒い日が続いてますね~
今週は天気も微妙で気温も上がらないようです。
何日前は半袖だったのに、また長袖に戻りました・・・
6月の珈琲豆の紹介です。
「ボリビア ソル・デ・ラ・マニャーナ」
ボリビアといえばウユニ塩湖でしょうか?
ボリビアは6000m級の山々や渓谷、アマゾンなど、そのバラエティに富んだ地理的要因のため、地域によって気候がまったく異なる珍しい国です。
その中でもアンデス山脈とアマゾン川の原流域の丁度中間にあたる地域は「ユンガス」と呼ばれ、その高い標高と肥沃な土壌から高品質のコーヒーが栽培される地域として知られています。
そのユンガスの中に位置するラパスでアグリカフェ社は生まれ、8つの自社農園の運営、また、地域のコーヒー農家の支援を精力的に行っています。
創業者の父ペドロ・ロドリゲスはもともとコモディティコーヒーを中心にコーヒーを扱っていましたが、2010年、その娘ダニエラそして息子ペドロ・パブロの2人がアグリカフェ社に加わると、縮小を続けるボリビアのコーヒー産業を復興させるべく高品質なスペシャルティコーヒーの生産に方針の舵を切り、安定的にスペシャルティコーヒーを生産することを国内で初めて成功させました。
アグリカフェ社は、2014年、古くからコーヒー栽培を行う地域の農家たちを支援することを決め、自社のノウハウを伝えることで農家さんたちのチェリーの収穫量と品質の向上、ひいては生活の向上と安定を目指す「ソル・デ・ラ・マニャーナ(朝の太陽の意)」というプログラムを立ち上げました。
これは農家の為の学校のようなプログラムで、苗床から始まり、植え付け、収穫、害虫駆除、剪定などコーヒー栽培に必要なノウハウを何年もかけてひとつひとつ伝えていくというものです。
また、アグリカフェ社はただノウハウを教えるだけでなく、農家たちの栽培をとりまく生活環境の改善にも力を注ぎます。
彼らは地域で入手不可能だった良質な肥料の販売ライセンスを取得し、一括で仕入れ、定価の半額程度の価格で農家たちに供給し、チェリーの加工場のそばに保育園を作り、働くお母さんたちを支えました。
操業時はたった10世帯の参加者しかいませんでしたが、今では200世帯を超える農家がこのプログラムに参加し、すべての農園で生産量を増やすことに成功しています。
明るくまろやかな酸味と甘味に少しのやさしい苦味がアップル、グレープ、ブラウンシュガーを感じる風味です。
オンラインショップでも販売しております。
今月は、定休日の金曜日の他に4日(土)、5日(日)をお休みさせていただきます。
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