ウェカラパブログ

寒くなってきましたね。 平地でも雪の予報が出ている北海道です。

コーヒーはガンに効果があるなどいろいろな情報がありますが、実際はどうなのか?

自分の持っている書籍に掲載されている旦部幸博さんという医学博士(そうとうコーヒーの造詣が深い方)の記事がおもしろいです。

急性作用
コーヒーを飲んだ後、数分から数時間に出てくる作用
中枢神経興奮作用(眠気覚まし/不眠、不安)、骨格筋運動亢進作用(疲労感回復/振せん、痙攣)、胃液分泌促進(消化促進/胃粘膜障害)、利尿作用、代謝促進、血圧上昇、血中コレステロール増加、大腸ぜん動運動の亢進(便秘改善/下痢)

これらの急性作用はあくまでも一過性のものであり、時間経過により正常に戻るもので、長期的な作用とは関連しないそうです。

急性作用自体が身体に良い、悪いというものではなくケースバイケースで、良くも悪くもなるという捉え方をするべき。

疾患リスクとの関係
コーヒーを常用している人としない人で特定疾患の発症リスクを検討した報告は多いが、その多くは未だ論争中であり結論はでていない。

発症リスク低下(ほぼ確証)
2型糖尿病、肝がん、パーキンソン病

リスク低下の報告あるが論争中
大腸がん、子宮体がん、口腔・咽頭がん、膵臓がん、アルツハイマー病、胆石、脳卒中、心血管系疾患、うつ

リスク上昇の報告があるが論争中
関節リウマチ、高血圧、骨粗鬆症、膀胱がん、肺がん

発症リスク上昇(ほぼ確証)
流産リスク(妊娠初期の大量飲用による)

これらの情報は2011年なので変わったところもあると思います。

コーヒーも飲む量によって良くも悪くもなる。だからこそ健康的な飲み方をすることを考える必要がある。「なんであれ、摂りすぎれば毒」1日3杯ぐらいであれば健康上問題はない。

コーヒーはアルコールやタバコに比べれば遥かに気にする必要のない部類のものであるからこそ、未成年などにも開かれた嗜好品としての現状がある。

コーヒーは嗜好品として、人生に楽しみと潤いを与えているという点こそをもっと評価しなくてはならない。コーヒーはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める飲み物。と締めくくられています。

とにかくなんでも健康にいいからと食べ過ぎ飲み過ぎはよくないということですね。
自分もコーヒーはQOLを高める飲み物という部分がとても共感が持てました!

みなさんそれぞれが楽しめるコーヒーライフを!!

14642451_1490035204346996_990589392486009916_n